29日昼前、宮城県沖の太平洋で航空自衛隊ブルーインパルス所属の2機が訓練飛行中に接触し、近くの松島基地に緊急着陸したとのこと。
けが人はいないということです。
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航空自衛隊によりますと、29日午前11時25分ごろ、航空自衛隊松島基地の南東およそ45キロ沖の太平洋上で、アクロバット飛行チーム・ブルーインパルス所属のT-4練習機2機が、訓練飛行中に機体の一部を接触したとのこと。
このため2機は松島基地に向かい、11時半前後に相次いで緊急着陸したそうです。

航空自衛隊によりますと、2機には合わせて3人が乗っていましたが、いずれもけがはないということです。
ブルーインパルスは合わせて4機が編隊を組み洋上で訓練していましたが、このうち2機が接触したということで、1機は機首がへこみ、もう1機は左の水平尾翼が壊れたということです。
仙台管区気象台によりますと、事故当時、宮城県の太平洋沿岸は晴れていて、松島基地周辺の沿岸部では風速およそ7メートルと、風も弱かったということです。
航空自衛隊が接触の原因を調べているとのことです。

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