防衛省は21日、2013年4月から12月までに領空侵犯のおそれがあるとして戦闘機が緊急発進した回数を公表し、中国機に対する発進回数が過去最多となったことを明らかにしたそうです。
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2013年4月から12月までの中国機に対する緊急発進は、2012年度の同じ時期から120回以上増え、第3四半期までの回数として過去最多となる287回だったとのこと。
これは、国別で最も多く、全体の半数を超えているそうです。
また、長距離飛行が目立ったロシア機に対する発進も増加したことから、全体の緊急発進回数も563回と、2012年度の同じ時期から200回以上増えたとのこと。

中国機に対する緊急発進の増加について、防衛省は、中国機の活動が依然として活発な状況にあるとみていて、警戒・監視を続けているということです。



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