日本の領海内に新たな島ができた場合、どうやって日本の領土に組み入れるのかという記事がヤフーニュースに掲載されています。
20131121_newisland_thumb

内閣官房総合海洋政策本部事務局によると、国際的に島と認められる条件は国連海洋法条約で定められているとのこと。
(1)人工ではなく自然にできた
(2)周囲を水に囲まれている
(3)高潮時でも水面上にある
以上3点の条件が満たされ、領海内であれば「それは自然に『日本の領土』ということになる」とのことだそう。

ただ、過去には島ができた後、すぐに沈んでしまったケースもあるため、「島として定着するかしばらく様子をみる必要がある」とのことです。

また、対外的に日本の領土と示すには、地図に明記することが不可欠とのこと。
まずは海上保安庁が測量し、船の安全な航行に必要な「海図」に干潮時の海岸線などを書き入れ、さらに国土地理院が現地入りし、陸側の等高線などを詳細に調べた「陸図」を作製、陸海の両地図に島の存在を示した上で、どの自治体に編入するのかを総務省が決定し、地元自治体の意向を聞きながら、島の名前を決めるということです。


■関連リンク

ひみつのマーメイド5 深海のアドベンチャー
スー・モングレディエン
メディアファクトリー
売り上げランキング: 102,015