小野寺五典防衛相は15日の記者会見で米軍の新型輸送機オスプレイを、24日に開催される航空自衛隊岐阜基地(岐阜県各務原市)の航空祭で展示することを検討していると明らかにしたそうです。
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オスプレイが国内の航空祭に参加するのは初めて。
小野寺氏は「フィリピンの災害でもオスプレイが活躍している。有用性を知ってもらうことは大切で、さまざまな機会を活用したい」と述べたとのこと。

オスプレイは米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に24機配備されているそう。
現在、フィリピンの台風30号の被災者支援で使用しており、展示が可能かどうかを米軍と調整しているそうです。
航空祭当日か前日の23日に岩国基地(山口県岩国市)を経由して、岐阜基地へ飛来する予定だそうです。

オスプレイをめぐっては10月に陸上自衛隊饗庭野(あいばの)演習場(滋賀県高島市)で実施された日米共同訓練に初めて使用されました。
日米両政府は、機体の性能の良さをアピールする狙いで使用機会を増やしていますが、開発段階から墜落などの重大事故を繰り返しており、安全性が疑問視されているとのことです。

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