中国外務省の洪磊報道官は9日の定例記者会見で、東京五輪の招致成功について、「国際オリンピック委員会(IOC)の決定に注意を払っている」と述べるにとどめ、祝意の表明は避けたと、msn産経ニュースが報じています。
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会見後、公式サイト上では「中国オリンピック委員会がすでに東京の招致成功に祝意を示した」と強調したが、習近平国家主席からの祝電は見送られているもようとのこと。
会見で洪氏は「日本側は歴史と現実を正視するように」などと、五輪と政治を絡め、尖閣諸島(沖縄県石垣市)や歴史問題に関する従来の主張も繰り返したそうです。

中国共産党機関紙、人民日報傘下の国際情報紙、環球時報は9日付で、五輪開催によって日本経済が刺激され、安倍晋三首相の国内人気が高まることに警戒感を示したとのこと。
同紙は社説でも東京五輪を取り上げ、尖閣諸島をめぐる対立に言及し、「日本は五輪開催前は、武力衝突を避けるため低姿勢を取らなければならないだろう」と予測したということです。

8日朝には、落選都市を決める投票を決選投票と誤解した国営新華社通信が「イスタンブールが開催権を獲得」と誤報を流したそう。

インターネット掲示板には「国家メディアがこんなニュースを流したら、他国が中国人をどのように見るのか!」などの批判が殺到。
一方で、反日感情を持つ利用者の「(日本が負けたと思ったのに)ぬか喜びだった」との意見もあったほか、大手ポータルサイトの緊急アンケートでは、東京開催を「遺憾」とする回答が半数近くに上ったそうです。


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