長崎市がかつて徴用された朝鮮人の血と汗の染み込んでいる「軍艦島」を世界遺産に登録するため、マーケティングを本格化させているとする記事が、朝鮮日報に掲載されています。

記事によると、軍艦島と通称される長崎県端島は、長崎港から18キロの距離にある島で、1890年に三菱が埋め立て工事で島を拡張し、海底鉱山を運営し、1944年から45年にかけて朝鮮人約800人が強制動員され、このうち122人が炭鉱事故などで死亡したといわれているとのこと。

この軍艦島について長崎市は最近、軍艦島の高層アパートや炭鉱施設を保存し、世界文化遺産指定の前段階となる国からの文化財指定を得ようとしているそう。
長崎市は、軍艦島や三菱重工長崎造船所などが日本の近代化産業施設に当たるという理由から、世界文化遺産への登録を目指しているとのことです。


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