2013年7月4日に「森永、『グロス』発売」という虚構の記事が虚構新聞に掲載され、それに反応した森永チョコレートのTwitterアカウントが虚構新聞の虚構を現実にしてしまったという話題が注目を集めています。
h250710_gros_thumb



以下、虚構新聞に掲載されたお詫び記事の抜粋。
  • 記事掲載の経緯について
    「6月24日の『おっとっと、イルカの製造を中止』の記事を見た森永のツイッター公式アカウントが『ダースもネタに』と書いたのを見て、本紙としては珍しく公式から商品名をそのまま記事にすることへのお墨付きをもらったので、『ダース』を題材に何か書いてみようと思った。下調べで「森永グロス」について検索してみたところ、他のインターネットサイトがどこも言及していなかったので、オリジナルの記事として執筆できると考えた」
  • 掲載後の反応について
    「『うおおおおお』と叫んだ森永公式アカウント以外、読者からの反響はそれほどでもなかったので、普通の記事と認識していた」
  • 現実化の予見について
    「実際に商品化するのは難しくないだろうとは思ったが、一流のお菓子メーカーである森永がそこまでやるとは全くの予想外だった。『1つくらい作るかも』という森永の中の人のコメントもある種の社交辞令だと思っていた。まさか本当にやらかすとは考えもしなかった」
  • 「実は裏で森永とつるんだ出来レース、タイアップ企画だったのではないか」という指摘について
    「それはありえない。本紙ではスポンサーのついた企画広告の場合、必ずその旨を公表している。確かに今回は記事掲載から現実化までのスパンが短すぎるため、そのような指摘もあるだろうことは予想できたが、『グロス』については森永が異常な行動力で実現させてしまったと言う他ない。社主自身も事前に何も知らされていなかったため、実際の商品画像を見たときはショックで、持っていたWiiUパッドを落としてしまった」
  • 執筆者並びに社主としての責任について
    「読者を不安にさせた点については、ただただ申し訳ないとしか言いようがない。処分については粛々として受け入れる覚悟だ」
<処分内容>
検討会議の結果、本紙編集部では当該記事の執筆を担当した社主UKに対し、以下のような処分を発表しました。
(1)3か月間減給30%
(2)お台場ダイバーシティ内森永アンテナショップ「キョロちゃんのおかしなおかし屋さん」での「グロス」発売を全額実費で取材
(3)上記店舗内で本紙読者への対面謝罪



■関連リンク

森永製菓 ダース ミルク 45g(12粒)×10個
森永製菓
売り上げランキング: 45,000
森永製菓 白いダース 45g(12粒)×10個
森永製菓
売り上げランキング: 51,636