米テキサス州在住のイタリア系アメリカ人トニー・マラーノさん(通称:テキサス親父)が軽快なトークで時事問題などを斬る動画でシー・シェパードの話題が掲載されていたのでご紹介します。
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以下、動画概要より引用。
【動画解説】
2012年8月にシー・シェパードは豪州での寄付金に関する税金免除措置の申請を拒否された。
その決定に対し独善的に憤慨したSSは控訴したが豪州の裁判所はこれに対しても拒否し、更に裁判費用を支払うように要求。
世界中のカモ達から寄付される金のほとんどが裁判費用、弁護士費用、保釈金、船の修理代、そして逃亡者を逃亡者のままにしておくための費用に消えているよ。

米国連邦第9巡回区控訴裁判所はSSに対し、南氷洋で日本の船より500ヤード以内に­近づかない事という命令を下し「海賊」のレッテルを貼った。

これに対しSSやサポーター達は口を揃えて「米国の裁判所は南氷洋に管轄権がないので判決自体が無意味だ。更にSSの船の登録は米国ではないので関係ない」と大合唱。

しかし、ここでSSやそのサポーター達が無視していたことは、この判決(命令)によって起こる「派生効果」だ。
米国のこの裁判所の判断により米国内での資金調達が困難なSSは、それを豪州に求めたが、この米国の判断を見て拒否された。これが、派生効果だ!

逃亡者のワトソンは先日のロスのラジオのトークショーで国際刑事警察機関のワトソンへの赤手配と逮捕状について話をしていた。
その中で逃亡者は日本が国際刑事警察機関を通して手配している罪状は単なる「不法侵入」だけだと言っていた。現実がわからないようだ。

日本はワトソンに対し4つの罪状で手配
・船への体当たり
・器物破損
・威力業務妨害
・傷害罪

単なる「不法侵入」では無い。




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