世界初の女性宇宙飛行士、ワレンチナ・テレシコワさんが語った自らの宇宙飛行について、ロシアの声が紹介しています。
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世界初の女性宇宙飛行士、ワレンチナ・テレシコワさんは1963年6月16日、71時間で地球を48周したとのこと。
記事によれば、50年前、女性宇宙飛行士の候補生は5名おり、全員が野心的でやる気があり、ガガーリンにあこがれる候補生たちだったそう。
当時の訓練はいまでは夢にも思わないようなもので、遠心分離機では現在の8単位ではなく、12単位の負荷がかけられていたほか、耳を劈くような静寂に耐える訓練も行われたそうです。

以下、引用。

   ‐8日間の間、まったく音のない環境で過ごしました。この断音室は高度5キロのところにあり、医師らは誰かがパニックを起こさないか、幻想を見ることがないかをチェックしていました。私はネクラーソフの詩を読んでいました。

   またロケットが遠くまで飛びすぎ、戻ってこれない危険性があった。テレシコワ飛行士はそれを素早く理解し、地球に報告した。

   ‐問題は、着陸ではなく、軌道への打上げプログラムに間違いがあったことです。初日にそれに気付き、セルゲイ・カラリョフに報告しました。着陸したとき、彼は私に、そのことを他言しないように頼んできました。私は誰にも話さないと約束しましたが、その後、秘密は他のところから明らかになってしまいました。私が約束を破ったのではありません。

   テレシコワが開いた女性宇宙飛行士時代はその後、20年にわたって中断をみることになり、1980年代になってやっと、スヴェトラーナ・サヴィツカヤ宇宙飛行士が飛行することができた。1990年代には、エレーナ・コンダコワ飛行士が飛んだ。

   また2014年秋には、エレーナ・セロワ飛行士が続く。

   テレシコワ飛行士は火星を夢見ており、地球に戻る保障がなくても、飛んで見たい、と語っている。

   ‐火星は私が一番好きな惑星です。もちろん私たちの夢は、火星に滞在し、そこに生命があるかどうか、確かめることです。おそらく最初の火星飛行は片道飛行になるでしょうが、私は準備ができています。
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