ヤクーチヤのノヴォシビルスク群島マールィ・リャホフスキイ島で、ロシアの学者らが極めて保存状態のよいマンモスの遺骸(成獣、メス)を発見したと、ロシアの声が報じています。
遺骸の内部からは、液体の状態の血液も発見されたとのこと。
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調査探検を組織した連邦北東大学のウェブサイトによれば、112年に及ぶ調査史の中でも最高の保存状態の遺骸だとのこと。
マンモスの血液を研究することで、学術上の新発見がなされる可能性があるそうです。
今回の発見により、マンモスの血中にはクリオプロテクタント成分(生命組織を凍結から守る成分)があったのではないかという仮説の真偽が確かめられるとのことです。

発掘調査時の気温はマイナス7度からマイナス10度で、血液は遺骸の下腹の「氷の穴」から見つかったそう。
遺骸の状態は理想的であり、鮮肉の自然な赤に発色していたとのこと。
筋肉組織がこれほどの保存状態で残されていたのは、胴体の下半分がほぼ清浄な水にさらされていたためであろうと学者は述べていそうです。

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