中国共産党の少数民族弾圧を受けるウイグルなどの状況について、NEWSポストセブンが伝えています。

中国には50を超える少数民族が居住し、中国共産党政府の凄まじい民族弾圧に屈することなく、抗議行動はますます激しくなっているとのこと。
ジャーナリストの櫻井よしこ氏のレポートによると、ウイグルでは毎年、14歳から25歳前後のウイグル人女性数万人が、故郷から遠く離れた大都市に連れて行かれ不当に安い賃金で働かされ、その上、ウイグル語を禁じられ、生活習慣も変えられて、挙げ句の果てに漢民族の男と無理やり結婚させられるとのこと。

チベットやウイグルでは、3人を超える集まりは、それがどれほど他愛のない平和的な集まりであっても罰せられるそう。
学校の教室にはカメラが設置され、教師が民族の言語や文化について子供たちに教えないよう監視されているとのことです。

さらに、ウイグルでは46回の核実験が行なわれその影響で少なくとも19万人以上が死亡し、内モンゴルでは炭鉱開発により、石炭を運ぶトラックが大量に走り回り、汚水が垂れ流されて環境破壊が深刻化しているそうです。

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