40年近くも行方不明になっていた歴史上初の人類による月面着陸に成功したアポロ11号により収集された「月ダスト」が入ったガラス容器が、先月カリフォルニアのローレンス・バークレー国立研究所の保管庫で発見されたと、GIGAZINEが伝えています。
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国立研究所の公文書保管人であるカレン・ネルソンさんは「いつ、どうやってこの保管庫に月ダストの入ったガラス容器が入れられたのか、私たちにはわかりません」と語ったそうです。

真空密閉されたガラス容器約20個と、Proceedings of the Second Lunar Science Conferenceで公表された「アポロ11号とアポロ12号の持ち帰った月のサンプルに関する炭素化合物の研究」という学術論文も発見されたとのこと。
この論文の著者はノーベル賞受賞者のメルビン・カルビンさんを含めた、カリフォルニア大学バークレー校の宇宙科学研究所の研究員チームで、月ダストは、この研究チームの行った実験後にNASAに送られるはずだったそうですが、何かしらの手違いにより研究チームの保管庫に保管されたようだとのこと。

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