ドイツを訪問中の中国の李克強首相はベルリン郊外のポツダムで演説し、尖閣諸島を念頭に「日本が盗み取った」と主張し、「世界平和を愛する人々は、第二次大戦の勝利の成果を破壊したり否定したりしてはいけない」と述べたと、msn産経ニュースが報じています。
李氏は、日本が受諾したポツダム宣言について「日本が盗み取った中国東北地方や台湾などの島嶼(とうしょ)を中国に返還すると規定したカイロ宣言の条件を必ず実施すると指摘している。これは数千万人の生命と引き換えにした勝利の成果だ」と強調したそうです。
また、「ファシストによる侵略の歴史の否定や美化の言動は、中国人が承諾できないだけでなく、世界各国の平和を愛する正義の勢力も受け入れられない」と述べたとのこと。
なお、昨年9月の尖閣国有化について、当時、副首相だった李氏は「主権への深刻な侵害だ」と非難していたということです。

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中国は尖閣諸島は中国の領土と主張して日本の領空・領海を侵犯しているほか、最近では沖縄も中国のものだという話が出ていたりします。
これは、平和を愛する者の言動なのでしょうか、疑問です。

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