ルールを守る、順番を守るなど、マナーや協調性といったものが苦手なイメージの強い中国で、歩行者による信号無視を深刻な社会問題と位置づけ、北京で罰金が導入されたと、ANNが伝えています。
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5月1日から導入された「罰金」は、歩行者による信号無視をやめさせようと導入されたもので、違反者に10元(約160円)の罰金が課せられるというものです。
しかし、「他の人が渡っているのに、自分が待っていたら損」などの意識と、「車が来ていないから渡っても問題ではない」など独自のローカルルールが浸透している現状で、警察官の厳しい監視も置かず、効果は見えない状態になっています。
 
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日本とあまりにもかけ離れた意識の違いに驚かされます。

もし罰金を増やし警察官が監視していたとしても、集団で渡り、一気に散ってしまえば捕まえられないため、悪いことをしているという意識が芽生えるきっかけにはならない気がします。
守られないルールを作るより、マナーを守れる意識を教育するほうが先決ですね。



中国嫁日記 一
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井上 純一
エンターブレイン
中国嫁日記 (二)
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