宇宙航空研究開発機構(JAXA)が、鹿児島県肝付町の内之浦宇宙空間観測所で、8月~9月に打ち上げ予定の新型固体燃料ロケット「イプシロン」の発射設備の試験を公開したと、msn産経ニュースが伝えています。
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イプシロンは、探査機「はやぶさ」などを打ち上げ2006年に廃止されたM5ロケットの後継機で、全長約24メートル。
これまでのロケット技術の活用や製造期間の短縮による低コスト化を目指しているとのことで、M5用の発射設備を改修して打ち上げに使うそうです。
試験では、ロケットを組み立てる高さ47メートルの整備塔から、実物大の模擬ロケットを載せた発射台を回転させ、発射位置まで運ぶ動作を確かめたとのこと。

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新型固体ロケット「イプシロン」の挑戦

毎日新聞社
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